「もれなく提供」景品の質向上へ、最高額を倍に安倍政権発足以来、初めて国民にうれしいミクロなレベルでの法改正が実現される。と考えます。個人的意見ですが。
このニュースによると、もれなくもらえるタイプの景品類の商品価格に対する原価設定の縛りがゆるくなります。
具体的には、
1000円未満の商品に付く景品の場合:100円→200円
1000円以上の商品に付く景品の場合:定価の10%→定価の20%となります。
このニュースを見る限り、今後はおまけライフが豪華になるかもしれません。期待が膨らみますね。
しかし、問題があります。
それはあくまで制限された期待です。この法改正の効力がおまけのクオリティ向上に100%発揮されることはいでしょう。その理由としては以下が挙げられます。
・元々の飲料価格との兼ね合い
→飲料価格が元々大変安い(500mlペットボトルで147円とか)ので、利益を出すためには、景品価格をむやみに引き上げられません。
例えば、147円のペットボトル飲料に200円の景品が付くことはまずありえません。買うたびに赤字です。
メーカーとしては、少ないコストで販促を展開したいはずなので、法改正によって規制が緩んだとしても、コストの出し渋りが懸念されます。
最近、景気回復という声を聞いても、収入に添加していってないので実感がないというニュースをよく耳にしますが、それと同じです。
特に、飲料水に付いてくるおまけというのは、飲料メーカーが作るわけではなく外部委託がほとんどなので、利害を考えると作る側としてはどう考えてもコストを抑えるはずです。
・「豪華にすべき(豪華にしたい)」おまけとそうでないおまけとのミスマッチ
→一般的に飲料水に付いてくるおまけというのは以下の傾向にあります。
○話題性が高く、コアアイテムとなるコレクションフィギュア系おまけ→缶コーヒー、500mlペットボトルなどの低価格の飲みきりサイズのおまけ
○話題性が比較的低い、コレクションに向かない、もしくはアソートの少ない主婦層向けのお役立ち系おまけ→2L、1.5Lペットボトルなどの高価格大容量飲料
基本的にコレクションしたい、もしくは気軽にコレクションできるおまけは低価格の飲料に付き、そうでないものは高価格の飲料に付きます。
話題性に関しては、当ブログのアクセス解析の結果から既に実証済みです。入手しやすい手軽な飲料に付くおまけを取り上げた記事とそうでない記事とでは、アクセス数に大きな差が出ます。
もっと極端なことを言えば、最も価格が低いとされる缶コーヒーに付くミニカーやフィギュアが非常に人気があります。他のブログさんでも、その造型やラインナップに関して記事をいくつも見かけます。特にミニカーやフィギュアの造型に対する意見は活発です。興味が向いている証拠です。
つまり、最初に挙げた問題と合わせて考えて、
一番コストをかけてクオリティや造型にこだわりたい低価格帯のおまけに最もコストが掛けにくいという矛盾が生じる(ハズ)のです。
逆に考えれば、高価格帯の飲料のおまけは豪華にしやすいはずですが、お役立ちグッズを豪華にしても、喜ぶ人は少ないでしょう。以前洗濯バサミがおまけとして付いてきましたが、洗濯バサミを豪華にしても意味がないことは(ry
また、路線変更でフィギュアやミニカーなどを付ける案も考えられますが、飲みきり飲料でないという障害は想像以上のものがあります。1.5Lのコーラにミニカーが付いたとして、相当苦しいです。飲みきれません。また、マーケティング上ありえないでしょう。
こうした予想から、法改正の効果はそんなにない・・・と考えます。
この論理に穴がなければ、、、の話ですが。
では逆に、期待できることですが、上の話を逆手に取ります。
・高価格飲料のおまけの質向上に期待
→質が上がりやすいのはこの路線だと思われます。特にアルコール飲料に期待しています。手軽なところですと、発泡酒のおまけ辺りが期待できます。
・参戦メーカー、もしくは参戦飲料ブランドの増加
→規制が緩んで、質を高められることで重い腰を上げるメーカーが出てくるかもしれません。
・ブラインドの復活
→規制の緩和でおまけが流行ってくれば、公正取引委員会が考えを改めるかもしれません。
とりあえず書いてみましたが、後になるまでどうなるか分からないので、動向を生暖かく見守っていきます。